
簿記資格を在宅ワークで活かせる職種や仕事の探し方を詳しく解説
公開日:2025/3/17
近年はさまざまな業務が在宅で行えるようになり、以前はオフィス勤務が主流だった経理業務を在宅ワークに切り替える企業も増えてきました。簿記の資格を活かした在宅ワークの職種も多く、自分に合った仕事や働き方を見つける選択肢が増えています。
本記事では、簿記の資格を活かせる在宅ワークの職種や、報酬の目安、仕事の探し方などを詳しく紹介します。在宅ワークを考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
簿記の資格を活かせる在宅ワークの職種
簿記の資格は、経理業務をはじめとするさまざまな在宅ワークに活かせます。
オンラインアシスタント
在宅でできるオンラインアシスタントは、簿記の資格を活かせる仕事です。バックオフィス業務を外部にアウトソーシングする企業は年々増えていて、業務委託で働くオンラインアシスタントの需要が高まっています。簿記の資格を所有していれば、経理のオンラインアシスタントとして活躍できるでしょう。
メリービズは経理業務に特化したアウトソーシングサービスで、経理のリモートスタッフを募集しています。興味のある方は、ぜひリモートスタッフのサイトをご覧ください。
企業の経理事務担当者
記帳代行などの経理業務はパソコンがあれば在宅でもできるため、企業の経理事務を在宅で請け負う求人が多数あります。
特にスタートアップ企業や小規模の企業、会計事務所などでは、高いスキルを持つ人材を育てたりすぐに採用したりすることが難しいため、簿記の資格を持った在宅ワークできる方は重宝されます。
Webライター
簿記の資格があれば、Webライターとしても活躍できるでしょう。専門性が必要な経理や会計関係の記事を書けるための仕事を受注しやすくなります。
Webライターの仕事は、基本的に在宅ワークです。インターネットを使って調べることや、文章を書くことが好きな方に適しています。
動画配信者やブログ運営者
経理や会計の専門的知識を活かしたコンテンツを作成し、動画で配信したり、ブログを運営したりして収益を得ることもできるでしょう。業務委託のように、業務をすれば必ず報酬がもらえるわけではありませんが、作成したコンテンツの人気が高まれば高収入につながる場合もあります。
在宅ワークの報酬目安
上記で紹介した、簿記を活かした在宅ワークの報酬目安を見ていきましょう。
- オンラインアシスタント:月20,000円~150,000円程度
- 企業の経理事務担当者:時給1,100円程度~
- Webライター:未経験:1文字0.3~0.5円、一般的なレベル:1文字1円~3円、上級者レベル:1文字5円以上
- 動画配信者やブログ運営者:チャンネルメンバーシップ月額90円~60,000円
Webライターは文字単価での契約だけではなく、記事ごと、ページごと、時給などの場合もあります。また動画配信やブログ運営は、広告による収入が割合を大きく占めることもあるため、まずは登録者数を増やすことから始めていく必要があるでしょう。
簿記資格を活かせる在宅ワークの探し方
簿記の資格を活かした在宅ワークを見つけたいときは、以下のような方法で探します。
- 求人サイト
- クラウドソーシングサイト
- スキルシェアサービス
求人サイト
最近は、大手求人サイトでも在宅の仕事を掲載していますが、在宅メインで掲載している求人サイトや、フルリモート求人に特化した転職サイトを探す方が、希望に合う仕事が見つかりやすいでしょう。
サイトによって求人掲載数や内容も異なるため、複数のサイトに登録しておくことがおすすめです。
クラウドソーシングサイト
クラウドソーシングサイトは、企業や個人がサイトに登録することで、業務を発注したり受注したりできるサイトです。クラウドソーシングサイトでも、Webライターや記帳代行の求人などが多くあります。クラウドソーシングサイトを経由して仕事を受注した場合、多くは手数料が発生します。
スキルシェアサービス
スキルシェアサービスは、自分がもっているスキルや知識などを売るサービスです。インターネットを通じて、直接利用者とつながることができます。価格を自分で決められるため、安い報酬の仕事でストレスが溜まることもないでしょう。
初期投資が少なく、自分で料金を設定して働けるときにサービスを提供できることも大きな魅力です。
簿記以外に在宅ワークでおすすめの資格
つぎに、簿記以外に在宅ワークで活かせる、おすすめの資格を紹介します。
MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)
在宅ワークでは、パソコン操作が必要なことがほとんどです。マイクロソフト社のオフィス製品であるExcel・Word・PowerPointを使用した業務も多いため、MOSを持っていると有利でしょう。
MOSは、Excel・Word・PowerPointを使いこなせることを証明できる資格です。基本的な操作だけではなく、データ分析や資料作成のスキルがあることもアピールできるため、事務職全般の仕事に活かせます。
FP(ファイナンシャルプランナー)
金融分野の専門的な知識を活かした在宅ワークをしたい方にはFPがおすすめです。FPは、個人のお金に関する相談を受け、ライフプランの設計やアドバイスをするスペシャリストの資格です。
FPは国家資格であり、取得すればFP技能士として、コンサルタント業務や執筆業務など幅広い分野で活躍できるでしょう。
在宅ワークのメリット
ここからは、在宅ワークのメリットを見ていきましょう。
通勤時間がない
在宅ワークなら、通勤時間が必要ありません。オフィスまでの往復の時間を仕事にあてて、さらに収入アップを目指したり、趣味や家事など時間を有効に活用できます。
出社勤務していたときより、自由に使える時間が増えるのは大きなメリットといえるでしょう。
人間関係のストレスが少ない
在宅ワークは基本的に一人で仕事をするため、人間関係のストレスが少なくなります。オフィスで毎日ほかの社員と顔を合わせたり、あまり気が合わない人と雑談したりする機会が減ります。
リモート会議があっても、仕事で必要な連絡や議論に集中できるため、出社して業務を行うときよりも気持ちの面での負担が減るでしょう。
好きな場所や時間を選んで仕事ができる
在宅ワークなら、好きな場所や時間を選んで仕事ができます。業務の多くはパソコンを使うため、インターネットがつながる環境さえあれば、自宅以外でも仕事をすることが可能です。
勤務時間の制約がない仕事であれば、自分の都合のよい時間に業務を行えます。家事や家族の介護などと並行して業務をこなすことも可能です。
在宅ワークのデメリット
在宅ワークにもデメリットはあります。オンオフが付けにくい、コミュニケーションが取りにくいなどの理由で、オフィス勤務を好む方もいます。
プライベートとのオンオフが付けにくい
在宅ワークでは、仕事とプライベートのオンオフを切り替えるのが難しい場合があります。たとえば、リビングで仕事をすると、家族が出入りして集中しにくくなることがあるでしょう。
自宅はオフィスに比べ休憩が取りやすく、また気が散る要素も多いため、オフィスで仕事していたときよりも効率が下がってしまう可能性もあります。
コミュニケーションがとりにくい
在宅ワークの場合、メールやチャットなどのテキストコミュニケーションが主になります。そのため指示の意図が正しく伝わらなかったり、ほかの社員の進捗状況がわかりづらくなったりします。
在宅ワークでできる経理業務の特徴
在宅ワークにおける、経理業務の特徴を紹介します。
請求書発行や記帳代行などの経理補佐業務を行う
在宅ワークでは、経理補佐の業務が多くなります。給与や経費の計算、請求書や領収書の作成などの比較的単純な仕事がメインです。
メリービズでは経理の補佐業務だけではなく、月次決算や帳票の仕訳、売掛金・買掛金管理などの業務を、ご希望やスキルに合わせてご依頼します。興味のある方は、ぜひリモートスタッフのサイトをご覧ください。
業務委託契約の求人が多い
在宅ワークの経理業務は、正社員よりも業務委託契約の求人が多く、成果に応じて報酬が支払われます。また労働時間や仕事方法に制限がないため、自分らしい働き方ができるでしょう。
在宅ワークをするなら日商簿記3級以上を取得しよう
在宅ワークでは、日商簿記の3級以上を取得しておくとよいでしょう。3級以上を持っていると仕事の幅が広がります。
メリービズでは、経理の実務経験が無い場合でも日商簿記3級以上の資格を保有していれば応募が可能です。興味のある方は、ぜひリモートスタッフのサイトをご覧ください。
在宅で経理業務をしたい方は「メリービズ」へ
簿記の資格を持っていると、経理事務やアシスタント以外にも在宅でできる仕事の幅が広がります。在宅で安定した収入を得るなら、経理事務やオンラインアシスタントがおすすめです。簿記の資格があり、在宅で経理したい方は、メリービズへご相談ください。